BBカードケースの作り方

英語教室に通われているお子様をお持ちの親御さんへ

ココナラでご依頼を受けました。

「BBカードを入れるケースを作ってほしい」  


不勉強ながらBBカードなるものの話を初めて聞きまして


色々調べて作ってみたので良かったら参考に作ってみて下さい。写真多めの解説ですがわからなかったらコメントくださいませ。


簡単に説明すると、サニタリーケースと同じ作り方です(笑)

用意するもの

生地 表生地 生地幅×30cm

なるべく丈夫なものを。

デニム、帆布、厚めのオックスが良いです。

キルティングでも作れますがバイアステープとお友達になる必要が出てきます。


裏生地 表と同じだけ

薄手で大丈夫。

滑りが良いものが良ければローンとか、そうでなければシーチング、薄手オックスあたりで。

サテンなど化学繊維系はおすすめしません、縫っている間にズレたり裁断中にズレたりいいことなし!(笑)

高級感が出ますので慣れた方はどうぞ♡



留具  何でも良いです。

マジックテープやスナップボタン、ゴムとボタン、平ゴム、お好きなものをご用意ください。

今回は平ゴムで解説します!


タグなどの装飾はお好みで…あると可愛いです。

生地の裁断

生地の裁断をします。

頻繁に洗うと思われる方は裁断前に一度生地をお洗濯しましょう。

本来は水通しという作業をしますが、面倒なのでお洗濯にします。


ネットに入れたほうが良いです。


乾燥は半乾きくらいでアイロンを当ててから乾かすとしわくちゃになりません。 

タンブラー乾燥は厳禁です。

多分しわくちゃ


サイズはが26*42 二枚(表1裏1)

と10*42 が二枚枚ずつ 

それぞれ本体とポケットの生地です。


留具が必要な方はここで一緒に裁断します。

3*15が表裏あればよいかと。カードが手元にないので怪しいです(笑)

裁断しました
裁断しました

縫います

まず留具を仮止めします。

たたみ方によるのですが…


2回折る(4つ折り)パターン→ポケットの縫い合わせの際に一緒に縫い込む

(場所は下の解説を参考に)


3回折るパターン→生地の縦の端に縫い付けておく


形になります


ポケットの縫い合わせ


本体生地にポケットの生地を縫い合わせます。

柄に向きがある場合はポケット2枚とも上向きにポケットが付くようにしてください。


4つ折りの方はこのとき下のポケットの左側のカード入れになる真ん中あたり(写真をみてください)に留具を縫い付けておきます。

縫い代は1cm
縫い代は1cm

縫い代1cmでポケットを縫い付けます。

縫えたら縫い代をアイロンで割ります

アイロンは大事
アイロンは大事

アイロンはとにかくこまめにかけます。

ハンドメイド成功の秘訣はアイロンです。

縫い代を割るっていうのは写真のようにすることです。

どっちにしようかな…

ハンドメイド成功の秘訣第二弾はこまめに確認することです。  

タグは縫い付ける前に必ず確認。

両面テープなどで仮止めしてから縫うと失敗しにくいです。

ゴム縫い付け位置など、間違っていればこのとき気付けます(間違えた人)

裏生地も縫い合わせる
裏生地も縫い合わせる

表と同様に裏も縫います。

この作り方返し口チャンスが3回あります。

1回目はここ。 

ここはあとから完全に隠れる部分なので、ここで返し口を大きく取っておくと楽かもしれません。よくわからない方は最後に開けましょう。

表と裏を縫い合わせる
表と裏を縫い合わせる

生地の表同士を合わせて、


横から縫い合わせます。


このとき表と裏の本体とポケットを縫い合わせたところを突き合わせて揃えるようにしてあげると仕上がってからきれいです。

ここでも返し口チャンス。

ただしここは手縫いで空き口を縫い合わせる必要があります。

またアイロン
またアイロン

縫うとアイロンはだいたいセットです(笑)

ここは特に生地の切替部分なので念入りに。 

表に返して
表に返して

一度表に返して、表からも抑えます。

押さえミシンはお好みで。

私は縫い代がゴワゴワになるかなぁと思ってかけておりませんが、かけたほうがきれいかも?

縫い代同士合わせる
縫い代同士合わせる

さてもう少しでかたちになります。

ポケット部分で縫い合わせた生地達は筒状になっていると思いますので、

ポケットを縫い付けた縫い代同士合わせてください。合わせるためにはポケット部分を本体の方に折り込む必要があります。

−−−−−−−−本体裏−−−−−−−−

ポケット     ポケット

−−−−−−−−本体表−−−−−−−−

こんな感じ

横から見たら
横から見たら

こんな感じ

サニタリーケース 作り方

で調べると詳しく解説された方がいるはず

(丸投げ)

あとはこの状態で横の部分を縫い合わせます。

先程アイロンで跡をつけた部分が取れないように気をつけてください。

まち針よりクリップがしっかり留められるのでオススメです。


返し口チャンスラスト。

今まで返し口を開けてない方はここで10cmほど縫わずに開ける部分を作ってください。

なるべく端っこは避けて、真ん中あたりが良いです。

返し口
返し口

色がわかりにくいですけど、返し口 開けました。

ここから生地を引っ張り出して表に返します。

失敗してないことを確認したら、 裏から本体の四角の縫い代を切落すと縫い代がスッキリします。

これもよくわからなければ飛ばしてください。

返し口を閉じる
返し口を閉じる

返し口を閉じます。

私はサイドのステッチをしたいのでそのときについでに閉じます。

てまつりでも大丈夫です、

お好みで。

ただし、かなり分厚くなるところですので針は厚地用に変えてください。。11番だと折れます。多分。

今回のデニムはかなりいいやつだったみたいで、端が分厚くて端のステッチは断念しました。

手書きでごめんなさい
手書きでごめんなさい

最後です。

ポケットをステッチ入れて完成です。

サイズはこんな感じです。 

線が手書きですみません(ノд・。)


4つ折りするので、重なる部分に2cmのマチを入れています。

ポケット同士を1cmずつ開けているのは、分厚いものを入れた場合となりの生地を引っ張ってしまうためです。


これで完成♡

お疲れ様でした。

完成品
完成品